2007年8月11日土曜日

発声法のトレーニングについて  070811



070804と070807の二回にわたって、舞台のイメージを作りながら、全体を通して、歌を除く部分を一通り通してみた。
自分の担当する場面、舞台での動きとせりふを合わせて、記憶に刻み付けた。
● 複雑なものを複雑なまま・・・・
という方針。

さて、070811は、久しぶりに、井伊会長の太極拳を取り入れた準備運動、佐藤先生のダンス・レッスン、武先生の発声法、そして、1曲だけ伴奏無しで歌った後、多田先生の指導で、1幕と最後の場面について、もう一度舞台づくりの確認をかねて、せりふを言いながら動いてみた。

大熊は、1幕で狐にだまされる「庄やん」を演じるが、長いせりふがあり、武先生から、一本調子にならないよう、変化をつけるようにアドバイス。

今回の投稿では、YouTubeに、発声法の一部分の様子をデジカメ動画で録画したものを投稿し、このブログから、リンクして見れるようにしてみたい。果たしてうまくいくか・・・・


■ 動画サイトへのリンク




子供が圧倒的に多い。先生方の指導も大変だなあと、脇で見ていて思う。

大熊は、介護職員の研修指導で、齋藤孝の本からいろいろヒントを得てきたが、

齋藤孝の『生きる力を鍛える』という本に、齋藤氏が明治大学の体育館や教室を借りて、隔週土曜日に開いている、齋藤塾のカリキュラムを具体的に紹介している。前半の「体育館編」は、、「体育と国語の総合教育」と称して、この、ミュージカルの練習とも共通する部分がある。私どものミュージカルは「体育と国語と音楽の総合教育」になっているかもしれない。どうでしょう、守屋栄子先生・・・・。

齋藤孝のこの部分のカリキュラムは、

● 座法  正座か胡坐  腰を入れて座るように
● 四股を踏む 足腰の感覚を目覚めさせる 
    ぐらぐらしないように軸足の指をしっかり開き、片足で立つ練習
● 二人一組になり、おんぶをして、下の子が朗誦する  腰で背負う感覚を学ぶ
    宮沢賢治「風の又三郎」  どっどど どどうど どっどど どどう・・・・
    おんぶするとハラ(肚)に力の入った息を出しやすい
● ミニ寺子屋方式で朗誦
    4人グループで、一人ずつ先生役になって、論語などの短い文章を読み、
    あとの三人が復唱する。
● 演劇的空間を作る
  子供を二つのグループに分けて、片方を観客役に、片方を演じる役にする。
  白波五人男の弁天小僧菊之助のセリフ「しらざあいってきかせあしょう・・・・」を必ずやる。

▼ 「演劇的な感性は、これからの教育にとって最重要事項の一つだと私は考えている。声をしっかりと出し、観客に向き合う。こうした訓練は、対人関係上の神経をタフにする。きめ台詞をはっきり言ったり、ポーズを決めたりすることは、はじめのうちは恥ずかしい。しかし、照れていても何も始まらないことをしっかりと認識させ、吹っ切らせる。すると、自分自身も新しい次元に立つ感じがする。こうした経験を積み重ねることによって、うずうずしたコミュニケーションのあり方ではなく、メリハリの利いた応答ができる素地がつくられる。」(P154)
●身体を使ったコミュニケーションゲーム   ジップ・ザップ・ボイン   点カウントゲーム

こうした、体育館での身体を開くプログラムを行った後、教室に入って、名作を三色ボールペンで読むというメニューに入っていくのが、齋藤メソッドの概要。詳しくはホームページへ・・・
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/

0 件のコメント: