2007年10月28日日曜日

暗転幕が上がらないハプニング061203の思い出

昨年の「吉備の黒媛」開演直後のハプニング。

緞帳が上がって、暗転幕の前で、子供たちが演技をする場面。大熊は、仁徳天皇になって、舞台中央の玉座に座っていた。緞帳が上がると、内側に降りていた暗転幕が、風に吹かれるように、前へ前へせり出して、暗転幕の前で演技する子供たちのスペースがなくなる・・・・

多田先生や舞台監督さんが出てきて、暗転幕の下の棒を持って、中へ引っ張る。

大熊も一緒に引っ張っていたが、相当な力で外へ外へ流れていた。そのあと、暗転幕が上がるときになって、引っかかって上がらない・・・・

このハプニングでかえって落ち着いて演技が出来たかも・・・。

原因としては、上の図のように、寒い日だったので客席は暖房を入れて暖めたが、舞台は暖房がないので寒いまま。重い緞帳があいて仕切りがなくなったので、寒い空気が暗転幕のすそから客席へ流れ込んで、風が起きて暗転幕が外へ外へ流れたのではないだろうか。
後で聞いた話では、緞帳が上がったとたん、冷たい風が来て、寒かったと前のほうの席の観客が話していた。

緞帳は下りるときも気を使う。真下に役者がいると怪我をするのでおろせない。
071027の練習では、緞帳が下りてくる位置を見ながら、フィナーレの立ち位置を確認した。


下の写真は、正面から見た去年の舞台。






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