auoneの「大熊の日常」プログの姉妹版。 ここでは、主に、マービーミュージカルin倉敷のなかでの大熊の日常を書き留める。★2007年11月25日公演「おさん狐」2008年11月30日公演予定の「すずめのお宿」のメイキングを掲載★2010年公演「小田川のゴンゴ」の後の振り返りを掲載。★2012年3月18日「きびのまきび」公演のTwitter投稿
2010年12月19日日曜日
佐藤うめばあさん ありがとう
さだや美津がゴンゴ達に触発されて消火を始める。
ウメ▼みんな! 何をぼやぼやしておるんじゃ。
ゴンゴの言う通りじゃ。
助けおうて生きていくのは当たり前じゃ。
はよう、はようせんか
・・・・・
11月16日にチケット代を持ってとなりのまび記念病院二階病棟に佐藤さんを訪ねた。
看護婦さん真っ最中の恰好で出てこられた。
腰は曲がっていなかった。
大熊▼
ここ四、五年ボランティアでお年寄りについていってミュージカルを見ているライフの職員が、今年が一番感動した。終わりの方の場面は涙が止まらなかったと絶賛でしたよ。
佐藤さん▼
実は私のおじいさんが亡くなって今日は早退します。・・・14日が終わるのを待っていてくれたのかも・・・。
大熊▼
この写真、10年くらい前の病院のデイケア。映ってるの佐藤さんですよね。この時から利用しているMばあさん、14日も見に行ってましたよ。
台本をもらった時から、この物語は骨組みがよく考えられていると思った。
それは・・・・
人はいがみ合い憎しみ合う側面と愛し合い助け合う側面を持つ複雑な生き物。
庄屋と村人たちの葛藤を乗り越えるきっかけは、
やんちゃなゴンゴ・かんたの冒険、足の不自由なお夏との出会い、
お夏という一人の人間の中にある生命あるものへのやさしい心への気づき
火事という危機に直面した時
かんたに触発されたゴンゴの子供たちの勇気ある行動が村人を動かし
庄屋と村人たちの間にある憎しみの関係を乗り越えていく
よく考えられた物語だと思う。
「すずめのお宿」以来おばあさん役のキャラが定着した佐藤さん、アマチュアの脚本家としても演出家としても才能を開花させ、ひとまわり大きく成長しましたね。いろいろご苦労はあったと思いますが・・・・。
★世の中は苦しいことも悲しいことも、すべては生きていくための試練。みんなで力合わせ。共に生き抜こう、未来に向けて。★
大切なメッセージをストレートに詠う「みんなのうた」を口ずさむと、いろんなことが心に浮かんできて、熱くなります。
でも、長老はあそこで歌詞を間違えたなあ。
ゲネのあと、多田先生に指摘された所は正しく歌ったんだが、そのあとが・・・・
反省しきり
写真は2009年10月、静岡県磐田市で国民文化祭の子供ミュージカルの祭典で『すずめのお宿』のじいさんばあさんをを共演した時のもの
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