2007年上演の、「おさん狐」のなかで、終戦間もないころの時代の真備地区のアキのお祭りシーンがあり、そこで、古いバージョンの「真備音頭」をみんなで踊ることになっている。
070630の練習で、はじめてこの真備音頭を習った。
去年の、「吉備の黒媛」のときのフィナーレの「吉備賛歌」を、全員で歌いながら踊るシーンの練習で、踊りの振り付けをパーツに分けて、それぞれを【コードネーム】で呼ぶことで、覚えやすくする「技」を開発した。
これは、炭坑節の踊りで、
●掘って、掘って、また掘って
●かついで、かついで、あとすざり
●押して、押して、チョチョンガチョン
●掘って、掘って、また掘って
●かついで、かついで、あとすざり
●押して、押して、チョチョンガチョン
というように、振り付けを、覚えやすいように適切な名前をつけて覚えていたことを、ベースにしている。
さて、真備音頭の振り付けのコーディング・・・・
◆1 ちょちょんがちょん
◆2 行こうか・やめよか・考え中 右手前後から ×左右で2回 二回目で、輪の外を向く
◆3 ぽん・ひざ・前 右膝から ×左右で2回
◆4 押して・押して 右から??? 輪の外向きに ×左右で計4回
◆5 はらって・はらって 左から???×左右で計4回
◆6 うえぽん・したぽん 右はらいで、左足から前へ ×3回
◆7 ぐるりと回ってお月様 一回のみ
◆8 セーフ・ちょうだい 右足から前??? ×2回
一回の練習で、コーディングをメモしながら、デジカメの動画で撮影して、あとで右が先か、左が先かなどの、細かい点を振り返り記録する。
これで、正確な反復練習のベースができる。
つぎに、メロディと歌詞を何度も聞いて、耳にしみこませるように覚えながら、踊りを載せていって、反復練習あるのみ。
「上達の科学 効率のよい努力を科学する」(岡本浩一 PHP新書)という本にあるテクニックを活用している。
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