2007年7月5日木曜日

昔の吉備音頭を習う


2007年上演の、「おさん狐」のなかで、終戦間もないころの時代の真備地区のアキのお祭りシーンがあり、そこで、古いバージョンの「真備音頭」をみんなで踊ることになっている。


070630の練習で、はじめてこの真備音頭を習った。


去年の、「吉備の黒媛」のときのフィナーレの「吉備賛歌」を、全員で歌いながら踊るシーンの練習で、踊りの振り付けをパーツに分けて、それぞれを【コードネーム】で呼ぶことで、覚えやすくする「技」を開発した。


これは、炭坑節の踊りで、
  ●掘って、掘って、また掘って
  ●かついで、かついで、あとすざり
  ●押して、押して、チョチョンガチョン

というように、振り付けを、覚えやすいように適切な名前をつけて覚えていたことを、ベースにしている。


さて、真備音頭の振り付けのコーディング・・・・

◆1   ちょちょんがちょん
◆2  行こうか・やめよか・考え中      右手前後から  ×左右で2回 二回目で、輪の外を向く
◆3  ぽん・ひざ・前              右膝から  ×左右で2回
◆4   押して・押して        右から???        輪の外向きに   ×左右で計4回
◆5   はらって・はらって     左から???×左右で計4回
◆6   うえぽん・したぽん       右はらいで、左足から前へ  ×3回
◆7   ぐるりと回ってお月様       一回のみ
◆8  セーフ・ちょうだい        右足から前???  ×2回
一回の練習で、コーディングをメモしながら、デジカメの動画で撮影して、あとで右が先か、左が先かなどの、細かい点を振り返り記録する。
これで、正確な反復練習のベースができる。
つぎに、メロディと歌詞を何度も聞いて、耳にしみこませるように覚えながら、踊りを載せていって、反復練習あるのみ。
「上達の科学  効率のよい努力を科学する」(岡本浩一  PHP新書)という本にあるテクニックを活用している。

0 件のコメント: